上からディスプレイ、レコーダー、デジタル画像強調処理を行うCPU、消化管内を照らす光源です。低周波数の光を使い毛細血管構造を描出できます。光源の下のはプリンタ、大腸カメラの入り具合を見ることができる装置です。1番下のは炭酸ガスを送気する装置です。大腸カメラ検査のときは炭酸ガスで腸をふらませて検査をします。炭酸ガスは血中への吸収が早く、検査後のおなかの張りをなくせます。
胃カメラ検査の流れ
前日夜8時以降食事をしない(水、お茶は可です)で来院してください。検査の準備として、まず鼻の中を広げる薬を鼻に噴霧します。10分後に鼻とのどの麻酔をします。鼻に麻酔薬を入れて2分後に、表面に麻酔薬を塗った細いチューブを3分入れます。検査時間は10分程度です。鼻からのカメラは細いのと、舌の付け根を触れないで入れますので嘔吐反射が起きず楽に受けられますが、それでもつらいという方は麻酔薬を注射して半分眠った状態での検査もできます。この場合はこの日は自動車の運転はできません。
大腸カメラ検査の流れ
検査前日は検査用の食事をとっていただきます。夕に下剤を飲みます。検査当日に腸管洗浄液を1,5リットルを2時間くらいかけて飲んでもらいます。検査は午後に行い、検査時間は30分程度ですが、患者さんによっては1時間くらいかかる場合もあります。
大腸ポリープ日帰り手術
1cm以下の小さなポリープは,その場で切除します.切除日を含め3日間は低残渣食を食べます.切除後1週間は遠出,激しい運動,飲酒はできません.大きなポリープなど入院の上とった方がよいポリープは,病診連携病院に依頼させていただきます.